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逆指値も1円ずつ切り上げていく

1ドル=110円で10万ドルを買ったとして、1ドル=115円まで思惑どおりに円安が進んだらどうでしょう。さらに120円まで円安が進めば利益はさらに増える可能性があるし、110円まで戻れば利益が飛んでしまうと悩むのではないでしょうか?早めに利益を確定することは非常に大事ですが、大きな利益を失ってしまう可能性もあります。このとき使うのが、「利益確保」のための逆指値です。たとえば115円の1円下の114円で逆指値の売り注文を出しておくのです。そうすると、114円まで下がれば自動的に売り注文が出され、4円の利益が確定します。そのまま110円まで戻ってしまい、せっかく得ていた利益を失ってしまうことがないわけです。そして、期待どおりに円安が進行し、120円までいけば1ドル当たり10円、トータル100万円という大きな利益を手にすることができることになります。その際、いちばんいい方法は常に現在のレートの1円程度下に逆指値を移動させておくことです。110円のときは109円に、112円になれば111円に、115円なら114円に、120円までいったら119円に、という具合に、円安が1円進めば、利益確保のための逆指値も1円ずつ切り上げていくのです。専門書などではこれを「トレーリング(追跡)ストップを使う」といっています。こうすれば常に急激な円高に対するリスク管理をしつつ、大きなトレンドに乗り損なうことなく利益を確保していけるのです。