アーカイブ

英米流の組み立てで英語に変える

日本語を英米流の組み立てで英語に変えるとどうなるのでしょうか。まずけじめにwentstraighttobedといえば、相手には「すぐ寝たんだ」ということがすぐにわかります。「では、なぜすぐ寝たんだろう」と相手が思っているところに、becauseIwastiredIと続ければ、省略しても、「そうか」と理解してもらいやすくなります。このほうが相手も納得しやすいというものです。「寝るよりほかはなかった」という日本語を、ここではIstraighttobedとしましたが、このほかにも、nothingelsetodobutsleepとかいった表現をすることもできます。まわりくどくなりますが、「寝るよりほかはなかった」という日本語のニュアンスを、いわゆる英語の決まり文句を使って言いあらわしたいのかもしれません。しかし、ここで言いたいことは、要するに「寝ました」ということですから、その事実を単刀直入に言えばそれですんでしまいます。意外に思われるかもしれませんが、こうした結論から言う英語の組み立ては、英語に熟達した人よりも、かえってカタコトの人のほうがやりやすいようです。英語を知りすぎている人は、うまく説明しようとしがちですが、カタコトしか話せない人は、そんなことは考えません。いきなりIwenttobedなどと、先にずばりと言ってしまいます。結果的にはこのほうがわかりやすく、格調高い英語に慣れた人のほうが相手に話が通じないといった、奇妙な現象も現われるわけです。これは飛行機のなかでコーヒーを注文するときなどに、教科書どおりに言うよりも、Coffeepleaseと言ったほうが、スチュワーデスにすぐわかるのと同じ理屈です。