外国人を受け入れている保育園が4260ヵ所であることを指摘し、全国2万2千ヵ所の保育園のうち約2割程度の保育園で外国人保育が行われていると推察している。1ヵ所平均の児童数は、公立では約11人に1入、私立では17人に1人、全体では平均約13人に1人であるという。こうした結果をみても、都市部や外国人労働者の多い地域を中心に児童の国籍の多様化が進んでいることがうかがえる。自治体を対象にした概数調査に加え、同調査では外国人保育を実施している保育園を対象に実態調査も行っている。回答のあった保育園254ヵ所(公立141、私立113)では、1996年度は総計で1195人、1997年度で1517人、1998年度で2033人の外国人見童を新たに受け入れており、外国人児童の入所が年々増加している傾向がうかがえる。一ヵ所平均の児童数は8.4人であるが、関東、東海地区の保育園では平均10人以上の受け入れがあった。また「いつから外国人児童を受け入れているか」という問いに対しては、1990年以降との回答がもっとも多く(公立41.8%、私立45.1%)、この時期から外国人児童の受け入れが進んできたことがわかる。同254ヵ所の保育園における外国人児童の国籍は88ヵ国と多岐にわたっており、「中国・台湾・マカオ」が4115人ともっとも多く(全体の26.5%)、次いで「ブラジル」3322人、「韓国・北朝鮮」2359人、「フィリピン」1105人、「ペルー」1043人の順であった。
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