現在のエンジンは昔のエンジンみたいに寿命の短いものはない。まともに扱ってやりさえすれば、何十万キロももつ。それだけに、むしろ、毎日のつき合いが気持ちのいいものかどうかが大切である。エンジン・マウンティングの仕上がりはいいかエンジンが低速でネバリ強く、スムーズであることはとても大切なことだ。しかし、いくらエンジンが低速で使いやすくても、それを支えるエンジン・マウンティングの仕上がりが悪ければなんにもならない。
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エンジンの音や振動をできるだけ車体に伝えないようにすることがエンジン・マウンティングの大きな役目だが、かといって下手にソフトにしすぎたりすると、別の面でいろいろな不具合がでてくる。たとえば、高速で不快な上下方向の動き(シェイク)がでたり、段差や突起に出会ったときのエンジンの動きが強いショックを誘ったり、あるいはアクセル・オン/オフでのエンジンのゆれ動きがドライバビリティを悪化させたりといった不具合である。ここでは単純にマウンティングを「ソフトにすると」といった言い方をしているか、このエンジン・マウンティングというものは非常に複雑なもので、いい結果を引き出すためには高度な技術力が必要である。