首都圏の郊外の小さな場末の民間病院で細々と「民間療法」を行い、食いつないでいる有り様です。いい加減な医師ですし、見方によれば、無慈悲な人間であるかも知れません。とんでもないやつです。きっと他の医師と名の付く職業の人は、もっとましだろうと想像します。私はデタラメな医師として、よい時代をすいすい生きてこられたように思います。まぐれで地方医学部に入学し、どさくさにまぎれて卒業し、医師国家試験にも簡単に合
簡単だった医師国家試験... の続きを読む
多くの企業や個人のコンピュータで現在「仮想化」というのが行われています。コンピュータを仮想化することで様々な脅威からコンピュータを守れるという優れたシステムになっていて、アンチウイルスソフトやセキュリティソフトを導入するよりはるかに高い防御能力を誇ります。ところがコンピュータの仮想化にはメリットだけではありません。例えばコンピュータを仮想化するには当然そのための仮想化ソフトウェアが必要になってしま
コンピュータ仮想化のデメリットとは... の続きを読む
六〇年代後半から、戦後まもなくに生まれた大きな人口的ふくらみである「団塊の世代」が二十歳前後になり、レコードの購買層に入ったことも大きい。また彼らの成長とともに、ポピュラー音楽は世界中で学生運動やベトナム反戦運動といった政治運動と結びつき、フォークやロックがそれまでにない勢いで広まっていた。こうして、日本では、フォーク、ロック、ニューミュージックなどそれまでの歌謡曲とはちがう新しいポピュラー音楽が
再生装置は供給過剰状態に陥った... の続きを読む
眼鏡を掛けた青白い顔をした細い男だった。自分はジャーナリストだと名乗った。医療関係の記事を専門にネタにしていると個室で言った。サービスはいいからその時問を取材させてくれ。私は軽く、いいですよ、と答えた。お金を払うのであれば客は客だし、医療関係と自分に共通項などないと思っていたからだ。ジャーナリストは自分が話をする度に眼鏡のフレームを触った。それが癖みたいだ。落ち着きがない。「あなた、双子ですね。妹
自分に共通項などないと思っていた... の続きを読む
以前、アメリカ人の患者さんでしたが、一時間話を聞いたのに、あとで「話を聞いてもらえなかった」と文句を言われました。反省材料ではあります。私は、五分程度の面接の質をいかに高めるか、いかにして五分で「よく話を聞いてもらった」と患者が感じられるような面接をするかを、課題にしています。また、「薬を出すだけ」というのも、別にその人が通っている病院が特別にそうだというわけではない場合がほとんどです。実際に受け
患者さんが非難している病院の先生... の続きを読む